過払い金120万円を受取り後、消費者金融が倒産 | 借金体験談

過払い金120万円を受取り後、消費者金融が倒産

借入の概要(使用用途)

消費者金融でお金を借りたのは24歳の時でした。

当時、付き合っていた彼が自営業を営んでいて、経営悪化で資金繰りに苦しんでいました。

そして、お金を貸して欲しいと頭を下げられて、少し貯めていた貯金と、足りない分を消費者金融で借金をしてお金を貸しました。

毎月、少しずつでもお金を返して貰う約束をしていたのですが、最初の数ヶ月返して貰っただけで、その後お金は戻ってくることはありませんでした。

借入金額と金利、返済期間

借金総額140万円。金利は27%で返済期間は9年2ヶ月です。

過払い金の金額

過払い金は120万円でした。

過払い金請求をどうやって処理したか

多い時で140万円の借金をしていましたが、地道に返済をして9年2ヶ月で全ての借金を返済することができました。

それから2年くらいが経った時に、テレビで過払い金請求のニュースをしていました。

それによると、グレーゾーン金利と呼ばれる金利で契約している人は、払い過ぎた利息が戻ってくるかもしれないということでした。

私の契約した金利は27%だったので、お金が戻ってくるかもしれないと思いました。

そして、法律事務所に相談に行くことにしました。

その後、お金を借りていた3社の消費者金融に、過払い金が発生していたので、弁護士さんに過払い金請求をしてもらいました。

その結果、120万円と利息を付けた過払い金が回収できました。

弁護士さんへの費用や報酬を引いても、沢山のお金が戻ってきたので嬉しかったです。

弁護士さんに過払い金請求を依頼して、7ヶ月程度で過払い金が戻ってきました。迅速に仕事をしてくれる弁護士さんだったので、早期に解決できました。

過払い金請求をして良かった点

実は消費者金融の1社が、私の過払い金請求をしてお金を受け取った3ヶ月後に倒産したのです。

過払い金請求の裁判をしている間に倒産をしていたら、過払い金は支払われなくなります。

それでも弁護士さんへの費用を支払わなければいけませんし、損をすることでした。

弁護士さんが早めに裁判を終結してくれたことが、1番良かったと思えたことですし、感謝の気持ちでいっぱいでした。

過払い金があるかもしれないと気づいたら、早めに行動した方が良いと感じました。

そして、消費者金融が急に倒産することもあるので、迅速に動いてくれる弁護士さんに依頼するのが良いです。私は家族と同居しています。過払い金請求をしたら、家族に知られるか心配していましたが、全くばれずに過払い金請求ができました。

弁護士さんも、ばれることはありません、と言っていました。

裁判をしましたが、裁判所に出廷することもなく、弁護士さんが出廷してくれて業者と交渉もしてくれました。

返ってきた過払い金は、今でも大切に貯金をしています。