借入利用した会社と借入金額
社会人になって一人暮らしを始めたころ、現金が足りなくなってキャッシングを利用しようと思うようになりました。
何社か借り入れの申し込みをしましたが、どこも社会人になって間がない状態の人間には審査が厳しく、諦めかけていたところでアコムから審査に通ったという連絡があり、すぐに10万円を借りることができました。
月々の返済額と金利
毎月の返済額は、最初は4000円くらいでした。
これは最低限の支払金額で、それ以上自分が支払うこともできるとのことでした。
金利は年29%を超えていたと思います。
その当時は新社会人で金利でキャッシング業者を比較できるほど、自分自信が優良な利用者ではなかったため、利率について不満に思ったことはありませんでした。
資金使途
一番最初に借り入れたお金は、主に一人暮らしの引っ越し費用や生活家電、家具などの購入に使いました。
その後の追加借り入れは、付き合いの飲み会や彼女へのプレゼント代など、一つ一つは小さい出費でしたが、積もり積もって金額がいつの間にか高くなっていました。
また、生活が苦しくなったときにも簡単に借金をしていました。
専門家への依頼のきっかけ
友人が弁護士事務所で働いており、飲み会で借金の愚痴を言った時に相談に来ないかと勧められたのがきっかけです。
弁護士の相談を無料で入れてもらい、話をした結果、恐らく自分の手出しはなしで借金問題を解決できるだろうといわれましたので、連絡の取りやすい友人が勤めている事務所で債務整理の仕事を依頼することにしました。
弁護士や司法書士による債務整理の結果
債務整理の結果、高利で15年近く取引が継続していたため、払いすぎたお金は50万円を超えていました。
相手は6割くらいの返還で和解を求めてきましたが、せっかくなので訴訟をしてもらい、9割くらいの返還額で裁判上の和解をしました。
数か月かかりましたが、弁護士に報酬を支払っても、自分の手元に10万円以上のお金が戻ってきました。
借入をして良かったこと、後悔していること
一人暮らしを始めたときに、最初の給料が入るまではお金がほとんどありませんでしたので、借金をしてでも生活の基盤ができたことは良かったと思います。
ただ、その後借金をすることに慣れてしまい、気軽に何でも借り入れで済ませようとする気持ちになったところは後悔してます。
今は借り入れは一切ありませんが、今後もしキャッシングを利用するのであれば、きちんと借入額や残債務、利息などを計算しながら計画的に使っていきたいと考えています。
とはいえ、突発的な事情でもない限りは手元のお金の範囲内で生活できるようにするのが理想だと思います。