自営業を営んでいました。資金繰りに困窮し日本政策金融公庫を活用。 | 借金体験談

自営業を営んでいました。資金繰りに困窮し日本政策金融公庫を活用。

借入利用した会社と借入金額

日本政策金融公庫

月々の返済額と金利

借入金額は100万円金利は8%返済期間は3年。担保はなし保証人は有り

資金使途

私が日本政策金融公庫にお金を借りて、そして完済するまでの話をしていきます。

私は自営業を営んでいました。ある日、運転資金が底をつき倒産まで追い込まれた時期がありました。それでどうすればいいか迷っている所、知人の紹介で、日本政策金融公庫について知りました。

様々な理由での借り入れが可能で、そのかわりに保証人などが必要などといった情報を教えてくれました。そしてその知人も私と同じように会社を経営していて、日本政策金融公庫に借りて返した過去がありました。

なので日本政策金融公庫の中でも信頼度高かったみたいで、手続きに行ったときに、一回で審査が通り金額は100万円ほど融資してもらえることになりました。

審査が通るまでの期間は一ヶ月くらいを要しました。その時は事業開始資金という項目に当てはまりました。

月々の返済は2万5000円ほどで、金利は8%で返済期限は5年間ということで成立しました。

日本政策金融公庫の審査も方もしっかりと話を聞いてくれて、細かい内容の説明などもしてくれたので大変助かりました。そして審査が通って一週間後に、口座に100万円が振り込まれていました。そこから事業の開始です。

前はネットショップなどを経営していたのですが、個人事業主としてネットショップをやることが難しいことをしり、次は飲食サービスの事業を起こすことを決めていました。そのために借りた100万円と退職金の残りの金額をつぎ込みサービスを開始しました。支払いは月3万と最初はすごく大変でした。

ただ知人が保証人になった手前、簡単に返済をあきらめることなどできず節約や、もっと稼ぐためにはどうしたらいいかなど、色々と考えさせられる結果となりました。このような考えは、お金を借りないと理解できない思考だったので、自分自身でも大変勉強になりました。ただ始めた飲食サービスはあまりうまく行かず、運転資金がほとんどそこをつきかけました。

保証人となってくれた知人のために返さないとそれだけが頭の中をぐるぐる回りました。自己返済を行っている中、4ヶ月目に私は一度あきらめかけました。何をやってもうまく行かず私には商売は向いてにないと、知人に愚痴をさんざんこぼしました。

それでも知人は大丈夫保証人のことは心配しないでいいからと、私はあなたのためなら借金を負ってもかまわないから保証人になったのだと言われて、私はその言葉を聞いてがんばろうと心の底から決めました。

心境の変化もあり、事業は軌道に乗りはじめました。嘘のように利益が増えたので返す金額も徐々に増えてきました。本当は5年で返す予定のお金を3年だ完済することに成功しました。日本政策金融公庫が融資してくれたおかげで今があるのだと、心の底から感謝しています。

具体的な手続きと必要書類

ここからは上記では細かい手続きの内容は省略可してしまったので、それらのついて詳しく話していきたいとおもいます。

まず必要書類は、運転免許書またはパスポートなどの身分証明がまず必要となります。次に預金通帳で住宅ローンや公共料金の支払い状況を確認できるものが必要となります。ほかには確定申告書か源泉徴収票が必要でした。最後に住民票となります。

保証人が必要な場合は、保証人もそれらの必要書類が必要となります。

借りれる金額はその人の経済状況に応じて変わってくるので、これらの書類は必須となります。返済能力がないと判断されると借りることができないそうです。つぎに創業計画書を提出することになりました。どういった業種を行うか、どのような経営方針を考えているのかなど様々なことを書かなければなりません。店舗などがある場合それらに、審査の方が来る場合もあるそうです。

細かい創業計画書の記載しなければならない内容についても話していきます。

まず経営者の略歴が必要となります。

次に取り扱い商品やサービスの内容などを記載しなければなりません。ここには飲食関係であるならメニュー名値段まで必要となります。次にセールスポイントの欄があります。これは他の飲食店にはない私の店ならではのアピールが必要となります。例えば、昼間は値段が高いのに夜は安いと普通の店と逆にしたりなどそういったアピールが必要となります。

次に販売先を記入します。私の場合は飲食業なので一般個人に対してのサービスとなります。次に仕入れ先です。これはスーパーなどで購入したため、スーパーの名前と住所を記入しました。

次に必要な資金となります。細かくは設備資金と運転資金となります。設備資金は内装であったり、調理器具であったりします。運転資金は広告費や仕入れなどになります。

後はその資金をどこから調達したかを記入しなければなりません。その足りない金額を日本政策金融公庫に借り入れるといった形をとりました。

計画的にきっちりと返済していかないと、保証人にも迷惑がかかってしまうので、それだけは気を付けてください。