消費者金融ではなく家族や友人に一時的に借りる勇気があればよかった | 借金体験談

消費者金融ではなく家族や友人に一時的に借りる勇気があればよかった

借入利用した会社と借入金額

1番始めに借り入れをしたのは消費者金融のプロミスで、毎回少ない金額を借り入れしてそれを繰り返していくうちに限度額の150万円まで借りてしまいました。

その後毎月の返済に困ってしまい、同じ消費者金融のアコムから借り入れをして返済をするといった方法でアコムでも限度額の100万円を借りて、トータルの借入額は250万円です。

月々の返済額と金利

最初に借り入れをしたプロミスは金利が17.8%で返済期間が24ヶ月です。最初に借りた金額は10万円だったため、毎月の支払額が5000円ほどでした。

その後、借り入れを繰り返して限度額の150万円まで借り入れをした時は返済額が月75000円ほどになりました。

そのプロミスの返済をするために借り入れをしたアコムは金利が18%です。その後アコムの借り入れを繰り返し、限度額の100万円になった頃には返済額は毎月5万円ほどでした。

その結果2つの消費者金融の支払い額が12万円ほどに膨れ上がってしまいました。

資金使途

最初に消費者金融で借りたきっかけは、私自身の給料の減額による物です。体調不良が続き給料が大幅に減ったことで、マンションの家賃を支払うことができなくなり、一時的に借り入れをして家賃の支払いにあてました。

その後、簡単にお金を借りられることを覚えてしまい、毎月少額の借り入れを繰り返してレジャーなどの遊びのお金に使うようになりました。

専門家への依頼のきっかけ

弁護士への相談に行くことを決めたきっかけは返済額が多くなり過ぎたことです。

最初のうちは借り入れ金額が少なかったので、毎月の返済も少なく安心していました。

しかし、借り入れを繰り返していくうちに返済額も上がっていき、それに伴い返済も難しくなり、他の消費者金融で借り入れをしてそのお金を返済にあてるといったことの繰り返しです。

結果毎月の返済額が10万以上になってしまい、自分の毎月の給料では返済はできても生活に必要な家賃の支払いなどができなくなってしまったからです。

弁護士や司法書士による債務整理の結果

知り合いを通して債務整理などを専門に扱っている弁護士さんを紹介してもらいました。自分は自己破産を考えていましたが、担当の弁護士さんにこの金額と収入額を考えれば、頑張れば債務整理でも十分返済できるというアドバイスをいただき、債務整理を行いました。

その結果毎月10万円以上あった返済額が6万円にまで減額をすることができました。

借入をして良かったこと、後悔していること

体調不良などで給料の額が少なくなってしまい、生活費や家賃の支払いをするためにどうしようかと悩んでいた時にすぐに借り入れをして支払うことができたのでとても助かりました。

しかし、自分自身が意志の弱い人間であることに気づかずに安易に借り入れをしてしまったことで、簡単にお金を手に入れることができるということを覚えたことが堕落への始まりです。

その後甘い誘惑に勝てなくなり、仕事に対する前向きな気持ちもなくなりました。そして何かあればすぐにお金を借りれば良いという考えで結果的に借金が雪だるま式に増えてしまいました。

今思えば、消費者金融ではなく友人や家族に一時的に借りる選択をすればこんな事にはならなかったと後悔しています。