個人再生の予定で弁護士に相談しましたが、最終的には自己破産の道を選びました | 借金体験談

個人再生の予定で弁護士に相談しましたが、最終的には自己破産の道を選びました

借入利用した会社と借入金額

とても愚かだったと思いますが、筆者は典型的なお買い物中毒により、カード地獄へと追い込まれました。

まず、クレジットカードはVISA、JCB、Master Cardの三枚を保有し、それとは別にプロミス、アコム、銀行からもお金を借りるという状況で債務整理手前には、借入金額の総額は200万円以上にまで膨れ上がっていたのです。

月々の返済額と金利

自分の収入をあまりよく考えず「とりあえずカードで」という生活をしていた為に、家賃や光熱費などを引いた後の自由に使える金額よりも月々の返済額の方がはるかに超えていきました。

リボ払いで凌いでも利息の分しか払えていないような状態が続き、元金が全く減っていきませんでした。

返済額は毎月8万円程で、金利は最大で18%でした。

資金使途

初めて借入を利用したのはクレジットカードということになるのですが、ここで誰もが肝に銘じて置かなければならないのは、クレジットカードを使う=借金を背負っている、ということです。

債務整理をお考えの方には耳が痛いと思いますが、筆者も債務整理を経験し、お金の使い方の甘さを痛感しました。

旅行に洋服、好きなアーティストのコンサートや自分磨きと称しエステに通うなど、贅沢をしたいが為に、借入をしていたのです。

専門家への依頼のきっかけ

上記の通り、暴挙に近い形で借入をしていた為、文字通り首が回らなくなったことがきっかけです。

クレジットカードの返済に当てようとプロミスやアコムでお金を借りて、それでも追いつかなくなり、いよいよ今月はもう支払えそうにないというところまできて、ようやく債務整理をする気になったのです。

それまでは、まだ自分の力でどうにか出来ると思い込んでいましたね。

弁護士や司法書士による債務整理の結果

私が抱える現状を事細かにお話しして、当初の予定は個人再生でいきましょうということになり、弁護士事務所に毎月3万円を積み立てすることになりました。

それまで、月々の返済額が8万円だったことを思えば、どうってことないような気がしていましたが、クレジットカードを手放し、現金だけでやりくりするというのは、想像以上に大変で、結局私は自己破産の道を選びました。

借入をして良かったこと、後悔していること

結果論ですが、無理な借入をして失敗したことで、お金を計画的に使う大切さを学べたと思います。

人生何が起こるかわからないからこそ、先々に備えて、ある程度の貯蓄はすべきだということ。

手元に入ってきたお金を使うことばかりでなく、無駄のないようにやりくりする大切さ。

自分の物欲ばかりを追い求めることをやめ、一度冷静になって、本当に必要なのか自問自答ができるようになりました。

後悔していることといえば、こうなってしまった全てと言いたいところですが、自分の愚かさとはいえ、誰もが必ずしも通る必要のない道を歩いたこの経験を糧に、こんな失敗はもう二度とすまいと思っています。